卒業

 

どうもNaoK!です

 

 

私的な報告ですが、僕は4年間通っていた大学を卒業しました。

今までとこれからを少し長いですが書こうと思います。

 

 

 

僕は大学へ入学すると同時に東京へ来ました。

高校3年生の受験期、

「東京でバンドをやって音楽でメシを食っていきたい」

この思い1つで東京にある大学なり専門なりを受験しようとしていた。

 

バンドやるなら専門や音大に行きたいと思いつつ、当時両親は

「普通に今の時代は大学行って大学を出ておきなさい」

という人だった。

最初は「なんでだよ〜」と不満はあったけど今の大学に通わせてもらうことになった。

 

「東京でバンドをやりたい」

その夢だけを持って東京へ来て当時大学1年の僕はバンドも何もやっていなかった。

 

軽音サークルに入り、バンドはできたものの、大学2年の時に「此処だけじゃなく、本当にやりたかった事をやりたい」と思い掲示板やTwitterでドラマーを探しているバンドを探し始めたのです。

 

様々な人にコンタクトを取り、実際に会って話をした。

中には「俺は大学に通っていたけどバンドのために中退したよ。バンドやってたら何かを犠牲にしなきゃいけない時は来ると思ってるよ」

とも言われた。

素敵だなとも思った。やりたい事のために何か大切なモノを犠牲にそれ一本で生きていく姿。

それと同時に現実を突きつけられた気もした。

綺麗事だけじゃやっていけないよって。

大学とバンドの両立、世の中そんなあまくないよって。

 

それから何ヶ月後、Ready at Dawnに出逢った。音源を聴いて素直に「かっこいい」と思えたんだ。

 

2016年8月2日

Ready at Dawnに加入することになった。

それからというもの、大学の授業にReady at Dawn、軽音サークルにバイト、とてもとても忙しない日々がはじまる。

 

僕が入っていた軽音サークルは大学の中でも活動が活発で上手い人がかなり多い。そこでの生活は大好きだったし手離したくないモノだった。

 

Readyでの活動も活発になる中、捨てたくないモノ同士で取捨選択しなきゃいけないのかと思った日もある。これがあの時あのバンドマンが言ってた事なのかと思った日もある。

 

けど、サークルの仲間は僕に捨てる選択をさせなかった。寧ろケツを蹴り上げてくれたような感覚。

「お前が離れようと俺らはお前から離れる訳無いし、寧ろお前はそっち(Ready)での活動を頑張るべきだ。まあ、サークルもやって外バンもやって留年するのが1番かもな(笑)」

なんて言ってくれる仲間も居た。

 

その時思ったのが「何かを犠牲にしなきゃいけない時が来ても何も犠牲にしなきゃいいやん」

てこと。

 

その軽音サークルは4年間続けることができたよ。至らぬ点は多々あったかもしれないけどこのサークルに入っていなかったら今の自分は間違いなく無い。そう思えるほどに大切だった。

 

 

Readyでツアー行くときも大学の友達に助けられ、打ち上げで朝までかかっても1、2時間学校で寝て眠い目こすりながら授業へ行ったときもあった。

 

Readyは現在進行形。これから先も辞めようとは思わないしどんどんデカくなると思ってる。

 

 

そして、大学。

改めて言うと、卒業できました。

 

あのサンボマスター凛として時雨が出てるこの大学。近い将来Ready at DawnのNaoK!はこの大学を出たんだと言われる未来が来ると良いなあ。いや、来る未来をつくる。

そんでもって入学式と卒業式で使った武道館。

此処のステージに必ず立つ。

 

「何か大切なモノを犠牲にしなきゃいけない時」が来るのは常にそうだと思う。けどしなきゃいけない時なだけで、その先犠牲にしなきゃ良いだけの話。

もしこれを読んでいるあなたが何か大切なモノを持っていて、それを手離したくないと思うなら必ず手離さない事をおすすめします。

何かを辞めることも続けることも勇気が必要だと思う。難しいことだと思うよ。

 

でも続けてたら何かしら良いことあるよ。僕にとって3/23、卒業した日がその良いことの1つです。

 

この4年間、僕と関わってくれた人に最大級の感謝と愛を込めて!!!!

ありがとう

そしてこれからもよろしく

 

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